アメリカの大学サッカーに進んだ日本の選手から、よく聞く感想の一つが「フィジカルの準備の仕方が違う」というものです。ウエイトルームでのトレーニングが週の予定に組み込まれ、到着してすぐに体力テストがあり、練習ではGPSのベストを着けて走った距離やスプリントの回数が記録される。日本の高校やクラブでは、こうした仕組みに触れる機会が少なかった人も多いでしょう。
この記事では、アメリカの大学サッカーの筋力トレーニングとコンディショニング(S&C:Strength and Conditioning)の仕組みを、日本の選手と家族向けに整理します。誰が何を担当するのか、NCAA の練習時間のルールと「自主(voluntary)」の意味、夏に届くトレーニングの資料(summer packet)の読み方、体力テストの種類、到着直後の「移行期」の安全の考え方、GPSによる負荷の管理、サプリの注意、S&Cコーチへの聞き方まで扱います。報告日の決まり方は プレシーズンの報告日 に、ケガとレッドシャツの話は ケガ・レッドシャツ・メディカルの現実 にまとめているので、ここでは繰り返しません。内容は2026年10月時点の公式情報をもとにした一般的な情報で、医療の助言や個人のトレーニングの処方ではありません。具体的なメニューや体の状態については、チームのS&Cコーチ、アスレチックトレーナー、医師の指示に従ってください。
定義(答えの形): アメリカの大学サッカーでは、筋力トレーニングとコンディショニング(S&C)を、サッカーのコーチとは別の専門職であるストレングス&コンディショニングコーチが担当することが多くあります。到着時の体力テスト、ウエイトルームでの定期的なメニュー、GPSや質問票による負荷の管理を組み合わせて、選手の体を段階的に育てていく仕組みです。
結論:専門のスタッフが設計し、測って、段階的に上げる。夏に土台をつくり、着いてからは詰め込まない
答えから書きます。大学サッカーのフィジカルの準備は、次の三つを意識すると迷いません。
- 夏に土台をつくる:チームから届く資料(summer packet)を読み、到着前の8〜10週間で計画的に準備する
- 到着直後は詰め込まない:最初の1週間は体が慣れていない「移行期」。追加で自分を追い込まない
- 正直に伝える:疲れ、痛み、睡眠不足は、S&Cコーチやアスレチックトレーナーに数字や言葉で伝える
フィジカルの差は、才能だけでなく、準備と仕組みで縮められる部分があります。ただし、どの準備も出場やロスターを約束するものではありません。
日本の高校・クラブとの違い
答え:大きな違いは、フィジカルを担当するのが専門のスタッフであること、時間にルールがあること、数値で測ることです。以下は一般的な傾向で、学校やチームによって違います。
| 日本の高校・クラブ(例) | アメリカの大学サッカー(例) | |
|---|---|---|
| フィジカルを誰が指導するか | 監督やコーチが兼ねる、外部のトレーナー | S&Cコーチ、アスレチックトレーナー、(栄養士)の分業 |
| 週の時間の上限 | チームによる | NCAA の時間のルールがある |
| 測定とデータ | 学校による | 体力テストやGPSで数値化することが多い |
| ウエイトの位置づけ | チームによる | 週の予定に固定の時間がある例が多い |
| 自主練の扱い | 自主練が評価されやすい文化も | 移行期の追加の自主練は避けるよう推奨されている |
| サプリ・栄養のルール | — | NCAA の禁止物質のリストがある |
フィジカルの差を感じたという体験談は多いですが、大学のコーチが評価するのは、フィジカルだけでなく、技術や判断との組み合わせです。
誰が何をする?S&Cコーチ・アスレチックトレーナー・サッカーコーチ
答え:ウエイトやコンディショニングはS&Cコーチ、ケガや痛みはアスレチックトレーナー、練習の内容や起用はサッカーのコーチ、というように役割が分かれています。
S&Cコーチ
ウエイト、スピード、コンディショニングの計画と指導を担当します。NCAA の Division I では、規定(Bylaw 11.1.5)で、S&Cコーチは全国的に認定された資格プログラムの資格を取り、維持することが求められています。この規定は、コンディショニング中の突然死の事例をふまえて導入され、2015年8月1日から施行されています。代表的な資格には、NSCA の CSCS や CSCCa の SCCC などがあります。規模の小さい学校では、サッカーのアシスタントコーチが兼ねる例もあります。
アスレチックトレーナー(AT)
ケガ、痛み、リハビリ、水分や暑さの管理を担当します。痛みは、S&Cコーチではなくアスレチックトレーナーに伝えるのが基本です。
スポーツ栄養士
いる学校といない学校があります。食事やサプリの相談先になります。食事の仕組みは 大学サッカー選手の食事とミールプラン を参照してください。
サッカーのコーチ
練習の強度や試合の起用を決めます。GPSのデータは練習を設計するための材料の一つです。出場時間については 1年目の出場時間 を参照してください。
ルールの枠:NCAAの練習時間と「自主」の意味
答え:NCAA の Division I には、チームの活動として数える時間(CARA:countable athletically related activities)の上限があります。ルールは年度によって変わるので、最終的には所属校のコンプライアンスの担当者に確認してください。
Division I の時間のルール(2026年10月時点で確認した規定の文言)
- シーズン中:1日4時間、週20時間まで
- 学年中のオフシーズン:必須のウエイト、コンディショニング、技術の指導(戦術の映像の確認やミーティングを含む)だけが認められ、週8時間まで。バスケットボール以外の競技では、そのうち技術の指導は週4時間まで(バスケットボールの技術指導の上限は、2026年8月3日に撤廃されました)
- 期末試験の前の1週間から学期末まで:オフシーズンの活動はできない
夏と長期休暇
Division I の規定(Bylaw 17.1.7.2.1)では、学校の休暇期間や夏には、オフシーズンの活動として数える活動はできないとされています。その一方で、その競技の指導者として数えられないS&Cコーチは、選手本人の求めに応じた自主(voluntary)のワークアウトを設計・実施できるとされています。そのため、夏に届くトレーニングの資料は「自主の目安」として届くことが多いのです。ただし、到着後のテストで準備の差が出ることも事実です。
Division II・III・NAIA・NJCAA
時間の数え方やオフシーズンの扱いは、所属によって違います。入学前に「オフシーズンには週に何回ウエイトがありますか」と聞いておきましょう。
「自主」の雰囲気
「自主」がどの程度の雰囲気かは、学校によって違います。負担が大きすぎる、強制のように感じるといった場合は、アスレチックトレーナー、アカデミックアドバイザー、コンプライアンスの担当者に相談できます(法律の助言ではありません)。
夏の準備:summer packet の読み方(到着前8〜10週間)
答え:多くのチームは、夏に、筋力・スピード・持久力のトレーニングと、到着後のテストの内容をまとめた資料を送ってきます。早めに受け取り、日本で計画的に取り組みましょう。
中身の典型(例)
- 筋力:スクワット、ヒンジ(デッドリフト系)、プレス、体幹
- スピード・アジリティ
- 持久力:テンポ走、インターバル走
- 到着後のテストの種類と基準
公開されている古い資料の中には、テストの目標値や「テストに通らない場合の扱い」を書いたものもあります。ただし、基準は学校、年度、男女、ポジションによって違うので、ほかの大学の数字を自分の目標にしないでください。
早めに英語で依頼する
6月までに、次のように依頼しておくと安心です。
"Could you share the summer program and the preseason testing standards?"
受け取ったら日本語に訳し、日本のトレーナーやクラブと計画を共有しましょう。
単位の換算
| 単位 | 目安 |
|---|---|
| yard(ヤード) | 約0.91m |
| mile(マイル) | 約1.61km |
| lb(ポンド) | 約0.45kg |
日本の夏と移動
日本の夏は暑く湿度も高いので、熱中症に注意しながら準備しましょう。また、長時間の移動と時差で、テストの直前に体調が落ちることを前提に計画します。夏にサマーリーグでプレーする場合は、疲労の管理も大切です(USLリーグ2)。
直前の詰め込みはしない
出発前の2週間に慌てて追い込むのは逆効果になりやすいので、計画的に準備しましょう。
体力テストの種類
答え:体力テストは、持久力、スピード、パワー、筋力などを測ります。種類と目的を知り、日本で一度は練習しておくと、当日に慌てずにすみます。
| テスト名 | 何を見るか | やり方の要点 | 日本での練習方法 | よくある失敗 |
|---|---|---|---|---|
| Yo-Yo Intermittent Recovery Test | 繰り返し走る持久力と回復力 | 20mの往復と10秒の回復を、音に合わせて少しずつ速くする | 音源を使って体育館やグラウンドで練習する | 序盤に飛ばしすぎる |
| ビープテスト(20mシャトルラン) | 持久力 | 20mを音に合わせて連続で往復する | 日本のシャトルランと似た形で練習する | 折り返しのタイミングを誤る |
| タイム走(2マイル、12分間走など) | 持久力 | 決められた距離や時間を走る | ペース配分を練習する | 最初のペースが速すぎる |
| インターバル走(学校独自の名前が多い) | 繰り返しのスピード | 決められた距離を、決められた時間内に何本も走る | 本数と休みの時間を決めて練習する | 後半で失速する |
| 10・30・40ヤード走 | 加速とスピード | 短い距離を全力で走る | スタートの練習をする | スタートの姿勢に慣れていない |
| プロアジリティ(5-10-5) | 方向転換の速さ | 左右に方向転換しながら走る | 足の運びを練習する | 減速が遅れる |
| ジャンプ(CMJ、立ち幅跳びなど) | パワー | 垂直跳びや幅跳び | フォームを確認する | 腕の振りを使えていない |
| 筋力テスト(スクワットなど) | 筋力 | 学校の方法で測る | まず正しいフォームを身につける | フォームより重さを優先する |
| 体組成(BodPod、InBody など) | 体の組成 | 機器で測る | — | 数字に過剰に反応する |
「通らなかったら」
再テスト、追加のコンディショニング、参加の制限など、対応は学校によって違います。結果がロスターや出場にどう影響するかを一般化することはできません。不安があれば、チームに直接確認してください。
体組成の数字はデリケート
体組成の数字を、極端な減量のきっかけにしないでください。気になるときは、アスレチックトレーナー、栄養士、大学のカウンセリングに相談しましょう(医療の助言ではありません)。
S&Cスタッフやアスレチックトレーナーの体制、段階的に育ててくれる環境まで含めて学校を比べたい方は、相談の申し込み から状況を送れます。ロスターや出場、テストの結果、ケガの予防を約束するものではありませんが、確認すべきことを一緒に整理します。
安全の原則:「最初の7日間」は移行期
答え:NCAA の Sport Science Institute などが示す共同の推奨では、新しいコンディショニングの期間の最初の7日間は、体が慣れていない「移行期」とされ、特に注意が必要とされています。
NCAA の共同推奨の要点
NCAA の Sport Science Institute がまとめた「Preventing Catastrophic Injury and Death in Collegiate Athletes」の推奨では、次のような考え方が示されています。
- 新しいコンディショニングの期間の最初の7日間は「移行期」と考える
- 移行期には、追加の自主的なセッションを避けるよう選手に指導する
- 移行期の最初の数日は、特にけがや体調の問題が起きやすいことがデータで示されている
- 移行期には、到着したばかりの時期だけでなく、休暇明けやケガ・病気からの復帰も含まれる
選手にとっての意味
「初日から目立とうとして追加で走る」「夜にもう一度ジムに行く」といった行動は、逆効果になる可能性があります。暑さに体を慣らすこと、水分、睡眠を優先しましょう。
体の異変は我慢しない
いつもと違う強い筋肉の痛み、尿の色の変化、めまいなど、体の異変を感じたら、我慢せずにアスレチックトレーナーに伝えてください。自分で判断しないことが大切です。PPE(出場前健診)や鎌状赤血球の検査については 予防接種とメディカルクリアランス を参照してください。
ウエイトルームの日常と英語
答え:ウエイトルームでは、グループごとに決まったメニューを行い、アプリなどで記録することが多くあります。最初は重さよりも正しいフォームを優先しましょう。
週のイメージ(例)
シーズン中は、試合の日程に合わせて短めのリフトを週に何回か行い、試合の前日は軽くする例が多いようです。オフシーズンは回数が増えることがあります。1週間全体の流れは 学生アスリートの1週間 を参照してください。
ウエイトルームの英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| sets / reps | セット数 / 回数 |
| RPE | 主観的なきつさ(0〜10) |
| tempo | 動作の速さ |
| max / PR | 最大の重さ / 自己ベスト |
| warm-up sets | ウォームアップのセット |
| RDL | ルーマニアンデッドリフト |
| split squat | スプリットスクワット |
| Nordic | ノルディックハムストリング |
| "Spot me" | 補助をお願いします |
| "Rack it" | バーをラックに戻して |
| deload | 負荷を下げる期間 |
| active recovery | 軽い運動での回復 |
マナー
- 開始の5分前には集合する
- 器具は元に戻し、使ったら拭く
- スマホの使い方はチームのルールに従う
- わからないフォームは、その場で聞く
英語でのやりとり全般は アスリートの英会話 を、コーチに自分を説明する言葉は ポジションの伝え方とコーチの言葉 を参照してください。
GPS・ウェルネスの質問票:負荷はどう測られるか
答え:多くのチームは、GPSのベストや、毎日の体調の質問票を使って、選手の負荷を管理しています。データは、選手を育て、ケガを防ぐための材料です。
GPSの指標の例
- 総走行距離
- 高速で走った距離
- スプリントの回数
- 加速・減速の回数
- メーカー独自の負荷の指標
心拍計を一緒に使う学校もあります。走った距離などの数字は、出場時間やポジションの役割によって大きく変わるので、ほかの選手の数字と単純に比べないことが大切です。
主観の指標
- セッションRPE(そのトレーニングのきつさを0〜10で答え、時間をかけたもの)
- 睡眠、疲労、筋肉痛、気分などの質問票
- ジャンプのテストで疲労を見る例
正直に答える
日本人選手が言いがちな「大丈夫です」は、負荷の管理を狂わせる原因になります。疲れ、痛み、睡眠不足は、数字で正直に伝えましょう。データは、出場を判定するためではなく、育成と負荷の管理のためのものと考えてください。
体づくりの基本とサプリの注意
答え:体づくりの土台は、睡眠、食事のタイミング、水分です。サプリは、使う前に必ずアスレチックトレーナーや栄養士に確認しましょう。本記事は医療や栄養の個別の助言ではありません。
土台は睡眠・食事・水分
極端な増量や減量は避けましょう。食事の量やタイミングは、栄養士に相談してください。
プロテイン・プレワークアウト・エナジードリンク
NCAA の2026–27年の禁止物質リストには、刺激物の例として、エフェドリン、カフェインとカフェイン源(緑茶抽出物、ガラナ、マテなど)、シネフリンなどが挙げられています。また、NCAA は次のように明記しています。
- NCAA が承認したサプリは存在しない
- サプリには、表示されていない禁止物質が混ざっていることがある
- サプリは自己責任で使うものである
プレワークアウトやエナジードリンクには、カフェインなどの刺激物を含むものがあります。飲む前にアスレチックトレーナーや栄養士に確認し、成分は Drug Free Sport AXIS で確認しましょう。
チームが用意するもの
回復用のドリンクなどをチームが用意するかどうかは、学校の判断です。用意されているのが普通とは考えないでください。
日本から持っていく薬や漢方
日本から持っていく薬や漢方の確認は、アメリカ大学サッカー留学の持ち物リスト の薬の項目を参照してください。
痛みや違和感は「早めに言う」
答え:筋肉痛とケガの痛みの違いを、自分で判断しないことが大切です。早めにアスレチックトレーナーに相談するのが、大学の仕組みです。
- 痛みや違和感は、練習の前にアスレチックトレーナーに伝える
- ケガの予防のためのウォームアップ(FIFA 11+ のようなプログラム)を取り入れるチームもある。内容はチームに従う
S&Cコーチ・ATへの聞き方(英語スクリプト6つ)
- 入学前のメールで:"Could you share the summer program and the preseason testing standards for my position?"(自分のポジションの夏のプログラムと、プレシーズンのテストの基準を教えていただけますか?)
- 最初の週に:"What does a typical in-season week look like in the weight room?"(シーズン中のウエイトルームの1週間は、どのような流れですか?)
- 最初の週に:"I have limited experience with Olympic lifts. Could you check my technique before I add weight?"(オリンピックリフトの経験が少ないので、重さを上げる前にフォームを見ていただけますか?)
- 痛みが出たときに:"I felt pain in my [knee/hamstring] during [exercise]. Should I see the athletic trainer?"(〔種目〕の最中に〔ひざ/ハムストリング〕に痛みを感じました。アスレチックトレーナーに診てもらうべきですか?)
- シーズン中に:"How should I adjust my lifting the day before a match?"(試合の前日は、ウエイトをどのように調整すればよいですか?)
- サプリを使う前に:"Is this supplement okay to take? Can we check it with our athletic trainer or AXIS?"(このサプリを飲んでも大丈夫ですか?アスレチックトレーナーか AXIS で確認できますか?)
1年目のフィジカルの年表
答え:1年目は、夏の準備、到着後の移行期、シーズン中の維持、シーズン後の休養と再開、春の筋力強化、という流れになることが多いです。
| 時期 | 内容の例 |
|---|---|
| 夏 | summer packet に沿って自主的に準備する |
| 8月 | 到着、体力テスト、移行期 |
| 秋 | シーズン中の維持(短めのリフト) |
| シーズン後 | 休養のあとに再開(再び移行期) |
| 春 | 非伝統シーズン、筋力を高める期間の例 |
| 次の夏 | 再び自主の準備 |
1年の流れは 大学サッカーの年間カレンダー を、D1の生活の負荷については NCAA D1の大学サッカーの現実 を参照してください。
保護者ができること
答え:保護者は、準備の環境を整え、「段階的に」「休む日を守る」ことを応援する役割が向いています。
- summer packet の翻訳や、日本でのジム・トレーナーの確保を手伝う
- 「もっとやれ」より、「段階的に、休む日を守ろう」と声をかける
- サプリを良かれと思って送らない
- 学校選びの段階で、S&Cスタッフ、アスレチックトレーナー、施設、測定の有無を質問の項目に入れる
つまずきやすい8つ
答え:多くの失敗は、事前の情報不足と、到着直後の頑張りすぎから起きます。
- summer packet を見ないまま渡米する
- テストの形式を知らず、当日に初めて体験する
- 出発前の2週間に詰め込む
- 到着した最初の週に、追加の自主練で追い込む
- ウェルネスの質問票に、毎回「問題なし」と答える
- 痛みを我慢し、S&Cコーチにだけ伝える
- プレワークアウトや海外のサプリを、確認せずに使う
- 体組成の数字を気にして、極端な減量をする
NextPitchの考え方
NextPitch は、有名校ではなく FIT で大学を選ぶことを大切にしています。施設の豪華さよりも、段階的に選手を育てるS&Cの仕組みと、ケガを早く見つけるアスレチックトレーナーの体制があるかどうか。名前ではなく、こうした FIT を見ることが、4年間の成長につながります。フィジカルの差は、準備と仕組みで縮められる部分がありますが、どの準備も結果を保証するものではありません。アメリカ大学サッカー留学の全体像は カレッジハブ を参照してください。
FAQ
アメリカの大学サッカーの筋トレは日本よりきつい? 学校によって違います。専門のスタッフが計画し、段階的に負荷を上げる仕組みであることが多いので、「きつさ」よりも「仕組み」に慣れることが大切です。
体力テストは何をやる?落ちたらどうなる? Yo-Yo テスト、ビープテスト、タイム走、スプリント、ジャンプなどが一般的な例です。通らなかった場合の対応は学校によって違います。
summer packet はやらないとダメ? NCAA D1 の規定では、夏のワークアウトは選手の求めに応じた自主のものとされています。ただし、到着後のテストで準備の差が出ることも事実なので、計画的に取り組むことをおすすめします。
GPSのデータで出場が決まる? GPSのデータは、主に育成と負荷の管理のためのものです。出場はコーチが総合的に判断します。
プロテインやプレワークアウトは使っていい? NCAA は承認したサプリはないとしていて、禁止物質が混ざっている可能性もあります。使う前に、アスレチックトレーナーや栄養士に確認してください。
ウエイトの経験がほとんどないけど大丈夫? 多くの選手が、大学で初めて本格的なウエイトを経験します。最初は重さよりもフォームを優先し、わからないことはS&Cコーチに聞きましょう。
次の一手
S&Cスタッフやアスレチックトレーナーの体制まで含めて、段階的に成長できる学校を一緒に考えたい方は、相談の申し込み へ。ロスターや出場、テストの結果を約束するものではありませんが、準備の順番を一緒に整えます。

